漢方薬への期待
漢方の効果はすべてが現代科学で証明されたわけではありません。
しかしながら長い年月の積み重ねによって漢方の効果や安全性は認められています。
近年では総合病院などでも漢方薬を患者さんに提供するケースも珍しくありません。
中国の伝統医学を日本で発展させて造られた「漢方」は世界でも広く知られる存在です。
漢方の誕生は中国 紀元前の「漢」時代
漢方は医者や薬師(薬剤師)の間で使われた呼び名でしたが世間で「漢方」と呼ばれるようになったのは江戸時代の後半と言われています。
漢方は数千年という長い歴史をかけておこなわれた治療経験等により、漢方効果や安全性が裏付けられたものです。
薬効成分のある植物や鉱物などの生薬を組み合わせているため、漢方薬でさまざまな からだの不調や症状を緩和することができるという特徴があります。
近年では漢方薬も保険の対象となっています。
漢方薬の服用の仕方
漢方の服用は食事と食事の間に飲むのが基本と言われています。
漢方薬は1日に3回、食間に飲みます。
適量を服用する事が大切で、飲み忘れたからと言って、数回分を飲む事は避けましょう。
なぜ漢方を食間に服用するかと言うと、空腹時に飲む方が、吸収が非常に良いからです。
漢方の服用 例外もあり!
空腹時に飲むと気分が悪くなる方もおりますが、そのような方は食後に漢方の服用をお薦めします。
漢方薬の煎じ方
漢方薬を煎じる時に使う容器は、土瓶、耐熱ガラス製ケトル、ステンレス製の小なべ、アルミ製の小なべなどです。
面倒だからと言って、1回に何日分もの漢方薬を煎じずに、1回に煎じる量は、1日に飲む量だけ煎じるようにします。
漢方薬の煎じる手順
●漢方薬と指定の量の水を鍋に入れます。
●火加減を調整して、弱火で約50分ほどかけてゆっくり煮込みます。
●大き目のボウルなどの上にガーゼなど、ろ過できるものを覆い、上から煮込んだ漢方薬を注ぎます。
●その後、1回分量ごとの容器に入れなおすと便利です。
●容器に入れ、冷蔵庫に保存しておきましょう。